WELCOME to K's Ceramic Gallery

WELCOME to K's Ceramic Gallery

2009年9月30日水曜日

「地衣」を窯で焼く-fire lichen in kiln


cloudy/4:00am/15℃
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ルーペでのぞく
世界は
けっこう
美しい
なんとなく
こんなん


mysterious world of
forest lichens
seen with loupe










どこかで
誰かが
いってたっけ
---
「地球にやさしくする
よりも
僕にやさしく
してほしい」

Some said,
"Please
be friendly to ME
rather than to the earth"
地球の生き物は
おかまいなく
ちゃんと
やってる

all the other living things
but us
are doing OK

2006-06-21

=====陶芸・体験教室 & ギャラリー======
河口湖畔の森の K's 工房 で、思いのままに・土を・カタチにしませんか?

2009年9月29日火曜日

草花踊る花うつわ-ceramic class pieces


cloudy/4:00am/15℃
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きのうは
24度まで上がり
久しぶりに明るい森

このあいだ
旭日丘ギャラリー搬入の帰り道
陶芸教室のKさんを
訪ねた

the other day
visited Ms.K
ceramic class student

花づくりが大好きな
お母さんのMさんのために
よく花うつわをつくる

窯で焼いたら
まだ
モノ
だけれど

草花といっしょになって
彼女がつくったラインは
呼吸している

when fired
pieces are just pieces
when got together with greens
the lines and textures
start breathing

富士吉田と河口湖の森
気温や陽当たりが
違う
けれど

株分けして
もらって
たとえば
クリスマスローズ
大きく育って
うれしい

2006-06-20

=====陶芸・体験教室 & ギャラリー======
河口湖畔の森の K's 工房 で、思いのままに・土を・カタチにしませんか?

2009年9月28日月曜日

柿渋・地衣で染める-persimmon/lichen color


cloudy/4:00am/17℃
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5月下旬
松の枯れ枝から
「地衣」をはがして
色素抽出実験
スタート

lichen
steeped in
a 1:2 ratio of hydrogen peroxide and ammonia
just sufficient to create a stirrable "slurry"
of the soaked lichen

紙造形作家のFさんに
いただいた
「こうぞ」の繊維も

森だか岩場の地衣に
おしっこをかけた
ことで
発見したらしい
「地衣」の色素
リトマスも「地衣」
とは、ねえ

chemically related to
litmus (as in litmus paper)

三週間ほどすると
まっ焦げ茶
赤紫を期待したんだけど!

「媒染」はいらない、らしい
で、さっそく

in 3 weeks
very dark brown
ready to dye

usually require no mordant
as they are very 'fast' (permanent) dyes

冬のあいだ
天日で干して
柿渋の強烈な臭い
なんとかぬけた


薄めた
ライケンブラウン
染みこませて
森にひろげる

persimmon tannin dyed cloth
dried in the sun during winter
to make the smell go away

dyed with brown lichen dye

左:柿渋+ライケンダイ
右:柿渋

やわらか
だね

left:persimmon tannin+lichen dye
right: persimmon tannin

all the delicate shades
i
like it

2006-06-17

=====陶芸・体験教室 & ギャラリー======
河口湖畔の森の K's 工房 で、思いのままに・土を・カタチにしませんか?

2009年9月27日日曜日

山中湖・個展-locally collected clay cups


15℃
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窯焚きを終え
体験教室の作品を
無事に届きますように、と
梱包・発送
作者たちにメール

=========
さて、毎年この季節、山中湖畔のログハウスの窓辺で
小さな個展を開かせていただいています
ちょ--っと、のぞいてみてください。

期日:2006.6/14(Wed)--- 7/03(Mon)
場所:旭日丘 ギャラリー(ふじ企画) 
山梨県南都留郡山中湖村平野506-704 
TEL 0555-62-3355


砕いた「原土」や木灰、貝灰を使った
ひとつひとつ土味のある
(と、私は感じている)
「猪口」展です

choku
each different in texture

a small cup
that I believe matures
as sake poured into


まっ白い布が淡い色に染まった
冬に柿渋で染めて
干して干して

そのうち一枚を
さらに
地衣で染めた

cloth
dyed in persimmon tannin
and lichen

2006-06-16

=====陶芸・体験教室 & ギャラリー======
河口湖畔の森の K's 工房 で、思いのままに・土を・カタチにしませんか?

2009年9月26日土曜日

窯詰め完了・窯焚き-packing/glaze-firing


cloudy/2:00am/12℃
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窯焚きの一日
はじまっている
30分--1時間おきに
炎の大きさと色・見ながら
灯油・空気・調整
1230--40度くらいまで
ゆっくりあげていく
データノート・グラフ(自分でつくってプリントアウト)
ゼーゲルコーン・温度計
頃合い見計らって
夕方・OFF

--------
あしたの搬入準備も、しよう

山中湖の「旭日丘ギャラリー」
山梨県南都留郡山中湖村平野506-704 
TEL 0555-62-3355)

6月14日(水)から7月3日(月)
原土を使ったてびねりの「猪口」展

2006-06-12

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2009年9月25日金曜日

秋田大学鉱業博物館-geological field trip


3"50am/12℃
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森の夜があけ
うぐいす鳴いて
雨の音
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先日、工房にいらした
陶芸グループの I さん
なんと
秋田駅から北東へ少し
鉱業博物館の庭で
子どものころ遊んでた


2004年の夏
男鹿半島の「椿」で
おばあちゃんに「白岩」をいただいて
さらに竿灯祭の秋田へ

「秋田大学付属鉱業博物館」Mineral Industry Museum
その圧倒的なコレクションとHP
黒鉱/黄鉄鉱のサンプル購入

この夏も土石採取の旅
さらに北へ
行けるかな


東北(猪苗代/秋田/岩手)の石ころ
金ヶ崎(Hotelきららか岩壁)柱状節理

2006-06-11

=====陶芸・体験教室 & ギャラリー======
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2009年9月24日木曜日

体験教室の作品・釉がけ-glazing/packing


misty/3:50am/13℃
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ホームページを見まして、と
東京、千葉、埼玉、神奈川.......
中部地方、ときには関西から

森の工房で
思いのままに
いっしょに
土のかたち
つくっていく

できあがった作品
ひとつ・ひとつ
書いていただいた「陶芸ノート」
と、照らし合わせながら
しあげていく

粘土が薄いところ、厚いところ
同じペースで乾燥するよう
気を配る
で、ようやく「素焼き」


「陶芸ノート」
作者の住所やメルアド、作品のスケッチ、土の種類、
手法、希望する釉薬名、刻印したサイン、作品数などのメモ


窯の温度がさがったら
「陶芸ノート」を
日付順に並べ
作品を窯からとりだしては
スケッチとサイン見ながら
のせていく
「素焼き」は「生」のときよりfragile



つくった作品のスケッチに
希望する釉薬名を書いてもらっている

なにしろ50種類もの釉薬のテストピースから
ひとりの作品、ひとつひとつに

釉薬ごとにピックして
コンプレッサーで吹きかけていく
白っぽい釉薬=「石灰透明系」から
はじまって「木灰マット系」-----
「コバルト系」「銅系」---「鉄系」
なかには、筆描き(魚の目玉とか)、も

作品の大きさ
釉薬の溶け具合
ほどよいすきま
こっちかな
あっちかな

棚板を組んでいく
重たい積み木のよう
けっこう
こ・わ・い

2006-06-10

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2009年9月23日水曜日

窯焚き中にパンを焼く- firing & baking


misty/3:30am/12℃
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素焼きの窯焚き
はじめチョロチョロ
なにしろ
7--8時間かけて
まず300度まで
ゆーーーっくり
30分おきに
炎と灯油と空気をチェック


かたわら
オーブンでパンも焼く

雑穀パンが好き

りんご、干しぶどう、さつまいも
発酵・培養して
天然酵母つくったり
北海道の旅でみつけた粉「はるゆたか」を取り寄せて
白木のコネ鉢で練っては
たくさん焼きました

参考書は

「国産小麦でパンを焼く」農文協
「Wholefood Baking」Hamlyn
「ビアードさんのパンの本」文化出版局
「カントリー・キッチン」山と渓谷社

このパンのレシピ
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ドライイースト
強力粉・ライ麦粉
ドライブルーベリー
くるみ
パレスチナオリーブ油
新潟の海塩
粉末豆乳・水


野菜とハム
それに
「パレスチナオリーブ」油
ザータル(ハーブミックス)
かけて
いっただっきまーあす

2006-06-08

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2009年9月22日火曜日

土・電気毛布乾燥 - electric blanket drying


misty・3:00 am 10℃
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けさは素焼きの窯焚き
bisque firing

窯詰めの前に
生乾きの教室作品を
電気毛布と新聞紙で
サンドイッチ

a little wet pieces
on electric blanket
cover with newspaper


さあ
いいかな?
ready for packing?








きのう
稲城から
陶芸同好会のグループ
身近な土のこと
灰や土釉のこと
稲城の梨の灰?
実験してみたいな
話・はずむ

visitors from Tokyo
with ceramic pieces
of their own making

have fun talking about
clay and ash around us







木灰・銅釉「黒茶わん」「ぐい呑み」
ドロマイトで調合したほのかに淡いブルーの「花うつわ」
旅路に
some of my pieces sold
Thanks!

2006-06-05

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2009年9月21日月曜日

粘土はんこ・凹と凸 - clay impression stamps


霧・朝4時12度
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灯油窯、予熱
200度でOFF
50度まで下がったら
生の作品を窯詰め
あした・素焼き
preheating kiln
pack kiln
bisque fire tomorrow
==========
オーブン粘土に
貝殻や檜の葉
押しつけて
凹 concave/sunken image
凹に粘土押しつけて
凸 convex/raised imag
180度で20分焼く

片栗粉をまぶして
粘土玉を押しつけて
貝殻をつくったり

2006-06-04

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2009年9月20日日曜日

土泥の微妙 - clay natural colors


深い霧・朝3時半11度
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ほどよく
乾いたら
いろんな土泥
ぬりたくる
apply slips
on leather-hard clay

scratch
scrape
carve
ひっかく
こそげる
刻む

土泥の微妙な色合いが
あらわれるように
bring out
hues and shades of color
in the slips

たとえば
畑にころがる
か・ぼ・ち・ゃ

かたつむり
like
pumpkin with snail
in the field

2006-06-03

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2009年9月19日土曜日

(続)貝灰と土の反応- ash-body interactions


朝4時9度
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貝灰の水溶液を
今回は少し薄くして
土泥彩で焼いてある茶わんに
筆塗り
電気窯(酸化)で再焼成
1225度15分練らし

左=今回 (ニスのような光沢)varnish -like layer
右=前回 (「海松色」鉄とチタン) celadon coloration by iron/titan


when put thick ash layer on body the reaction is not complete
because of viscosity and penetration problems

ほそく
ながれて
わずかに
露となる

drippy
dribbly
runniness

釉薬レシピ
福島長石4
木灰6 (薪ストーブの灰をふるったもの)
鬼板0.3

火で焼いて
また
火で焼いて

土は
思いもかけない
美しさを

2006-06-01

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2009年9月18日金曜日

地衣「おしろいトランペット」- claylichen


朝4時12度
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Cladonia fimbriata
コナジョウゴゴケ
Powdered Trumpet

これもぜひ
出会ってみたい
地衣
かたちはまるで
ゴルフティー golf-tee shaped
(って、やったことないけど、拾った)


空に向かって
なんとなく
開いてる
そんな

好きだな






いろんな土泥
指で
叩きつけたり
こすりつけたり
へらで
ぐいっと
はがしたり

2006-05-30

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2009年9月17日木曜日

えっ!なんと海松色に釉化 - unexpected


朝4時12度
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いやびっくり
「貝殻焼成」といえば
「火色」
「ガラス化」
firing with seashells
associated with only
flashing and vitrification
----
土泥で彩色して
焼き締めた茶わん

貝殻といっしょに
鞘に詰めて再焼成

火色
うっすらガラス化





これも
再焼成した茶わん

火色
しっかりガラス化







こんどの実験結果は
「海松色」(みるいろ)
(海の浅瀬の岩にはえる海草)
 
wow! olive green mat
iron in the clay?

下段の鞘(密閉)の茶わん
よく溶けている
上段の鞘の茶わん
わずかにカルシウム?が白く溶け残る

釉薬(黄瀬戸3)が
貝灰と出会って?
流れている
なかなか、だ

meeting with seashell ash
homemade iron/wood ash glaze
runs nicely

2006-05-28

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2009年9月16日水曜日

貝灰でガラス化実験 - seashell ash vitrification


朝4時9度
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1.サヤ右
 中央に素焼きした茶わんを入れ
 密閉して焼成すると、貝殻に近い
 茶わんの表面がガラス化する
2.サヤ左
 焼成後の貝殻灰


3.貝灰でガラス化するか?
 サヤ
 水100cc + 貝灰100g
焼き締め茶わん(泥彩)





4-1
どろっとした貝灰水を
外側と内側の上部に筆で塗る
4-2
ストーブの灰で調合した「黄瀬戸3」
を流し入れ
--------------
サヤを重ねて
上のサヤは蓋をせず
電気窯で焼成
1230度で40分練らし

「黄瀬戸3」は1225度10分練らしで溶けるはずだが
貝灰釉は5--6種類テストしたが
いずれも溶けにくいので.......

2006-05-27

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