WELCOME to K's Ceramic Gallery

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2010年3月31日水曜日

雪富士・朝の太陽に立つ-clay firing test


あの雨・富士山は雪だったんだ
10月30日 6:45am 湖畔にて

いよいよ、冬、だな
湖水にうつる太陽と水鳥

それにしても、たしかに
富士山の紅葉は、そのラインが
年々、上がっていく、気がする

Mt.Fuji stands receiving morning sun.
The rain at the foot was the snow on the top.

急ぎ足で散歩、というのも
どうかと思ったけれど

灯油窯の火をつけながら、なんで....
でもやっぱり、湖畔につくと
しばらく、静けさに息をのむ、のだ

採取土石を砕いて、粉にして水を含ませ、型にはめ
道具土でつくった皿にのせ、焼成テストの準備
preparing crushed local clays and rocks for firing test


採取地のラベルを、制作ノートに
まちがえないように、はりつける
50数カ所のテストピース
labels that tell where the raw materials were collected
--------
生乾きの作品8点は、電気毛布と新聞紙で挟んで、2日間乾燥させてきた
それをけさ3時から、電気窯でさらに乾燥、夜があけたら素焼きにはいれるだろうか?


2007-10-31

=====陶芸・体験教室 & ギャラリー======
河口湖畔の森の K's 工房 で、思いのままに・土を・カタチにしませんか?

2010年3月30日火曜日

美ヶ原高原・息する彫刻たち-sculpture breathing


美ヶ原高原で、会いたかった、のは
6年前の、あの、空を突く丸太の「巡礼者」

I visited The Utsukushigahara Open-Air Museum in Nagano
to see again "the people pilgriming on the tree into the universe".





胸を打たれて、記憶していなかったが

作者は「三木俊治」1945---
「時空(とき)を翔(かけ)る木」1996
A Gliding Tree through Time and Space
ブロンズ・鉄・杉原木
bronze, steel, raw lumber of cedar




どうやら

木登りが得意で
新宿でヒッピー生活をしたり
彫刻に何ができるかを自問し世界放浪
---------
1985年バルセロナ・・ブエルタフェリサ 通り..........
-------思うところあって中世の巡礼の道を歩いた..............と、ある

ふむふむ 気になるなあ
I AM attracted to the life story of the artist, Miki Toshiharu.

早朝から、素焼きの窯を焚いてる。 8℃

2007-10-30

=====陶芸・体験教室 & ギャラリー======
河口湖畔の森の K's 工房 で、思いのままに・土を・カタチにしませんか?

2010年3月29日月曜日

八ヶ岳麓の縄文人-Idojiri Jomon Sites


小淵沢ICをおりて、なだらかな丘(これが妖しい?)
「井戸尻考古館」の に、つい惹かれて
そうしたら、えっ、こおんなにきれいなままの土器たち
At the foot of the Yatsugatake mountains, we can see Mt.Fuji,
Kaikomagatake and Houosanzan. Those who lived in this region
during the Jomon Period gave birth to a sophisticated and fabulous
culture.----Idojiri Archaeological Museum

「どのあたりの粘土でつくったんでしょうねえ?」と、伺うと
館長さん「このへんは、御岳の火山灰層が基盤で、八ヶ岳の火山活動の
火砕流・泥岩堆積物に覆われていて、粘土層は7mほど掘らないと.....」

「そうですかあ、採取した土石でテストピースを焼いてるんですけどお......」と、私。
「ありますよ、工事で掘ったとき出てきたのを持ってきてもらって...」と、
館長さんといっしょに外に出てみると、こんもり土盛りが.......
お願いをきいてくださったので、両手ですくって、袋にいれさせてもらった、うれし...Thanks!

工房で、その土をふるって、練ってみたが、粘性はほとんどないので、とりあえず寝かせることに。
安山岩系といってらしたので、耐火性はありそうだ、なんとか焼いてみよう。
いつもの▲釉薬(土石:長石:合成土灰=1:1:1)も調合してみよう。
I was happy to talk to the curator, who kindly let me bring home a bag of the local clay for experiment.

2007-10-28

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2010年3月28日日曜日

白樺湖から美ヶ原へ-full array of colors


ぽっ、ぽっ、とやわらくふくらんだ
黄とも茶とも赤とも、いえない色彩
目のくらむような山の一日だった

河口湖(8:30am)==一宮御坂IC<中央道>==小淵沢IC==蕎麦畑==井戸尻遺跡
==<17号線・茅野小淵沢韮崎線>==原村==<152号線・大門街道>==白樺湖==
<ビーナスライン>==車山==霧ヶ峰==<194号線>==(八島ヶ原湿原--「高原荘」への小径はもう冬休み)==美ヶ原高原美術館==<よもぎこば林道(もっのすごい傾斜)>
==松本IC==<長野道・中央道>==一宮御坂==河口湖(6:00pm)Driving in Nagano

くねくね走っていると、せいせいと蕎麦畑がひろがっている。あっちに甲斐駒ヶ岳・こっちに八ヶ岳 Buckwheat field in between Yatsugatake and Kaikomagatake

--「まあ、気の毒だねえ・こないだまで花が咲いててみんな写真をとりにきてたんだけど」
--「いえいえ、蕎麦の実を撮ってるんですよ」
--「あーら、そうおお?」と、実のついた茎を折ってくださった。8月に植えて、手間いらずでもう収穫、だという


ぐうぜんみつけた縄文の「井戸尻遺跡」
館長さんに、「粘土」を、いただいてしまった(話はまた後日)

photo: 白樺湖畔から、車山高原 Kurumayam from Lake Shirakabako

美ヶ原高原美術館で、あの「丸太の巡礼者たち」と
勝手に名づけて記憶していた、作品と再会!!
(2001年5月末、松本クラフトフェアに参加したあと、ひとり新緑のなかハンドルをゆっくりときりながら、これを「うつくしがはら」と呼ばずに、なんと言おう、とつぶやいていた。
そうして山のてっぺんの彫刻にうっとり、はからずもうるうる、したのだった)

暗くなると運転しにくいので、日が落ちるまえに、と思ったが
甲府あたりで、まんまるい白い月が出てきちゃった
御坂路のワインディングにかかり、その月は山の端に見え隠れした

2007-10-26

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2010年3月27日土曜日

世界遺産・ナスカ展-Nasca, Messages Etched


西湖から精進湖をまわり、
ワインディングロードを、ひた走り
グレンのピアノ(バッハ)が、終わるころ
山梨県立考古博物館についた

これで三回目、だが、こんな展示もやるのなら、と
一年間有効のパスポートをつくってもらう(1,300円)--デジフォト顔写真入り

紀元前900--100年のパラカス期から原ナスカ期、ナスカ前期、中期、後期
を経て紀元700年前後の移行期までの、ペルーのナスカ地方で出土した土器や織物

I drove on the mountain road down to Prefectural Museum of Archaeology,
where the Glenn's piano CD was nearing the end.

地表の酸化した暗赤褐色の石英砂岩を幅12m、深さ数十cm程度取り除いて
その下の明るい色の石や砂を露出させることで描いた、という地上絵
(雨乞いの巡礼道?)

ナスカ人は、交易で、東の火山地域産の「黒曜石」や、北方のエクアドル海岸産のスポンデュルス貝とサル、北や東の熱帯雨林産の鳥の羽根などの品々を手に入れていた。

ひとりだと、時計を見ない。3時間もいた。丘陵の古墳群を歩いて、「十割亭」で
石臼蕎麦を食べ、上九一色農産物販売所で、青ネギとジャガイモを買って帰った。
I realized I was in the museum for three hours, which is nice about being alone. I enjoyed 100% buckwheat noodle or soba on my way home.

ぐうぜん?ポートランドからメール....
Central Oregon のSun Riverへ.........黒曜石の森。私達(霧ヶ峰で一緒に拾った)のと違って大きくて薄いので、今朝のお味噌汁の具を切ってみました。きゃべつ、ねぎ、ズッキーニ、どれも切れましたよ。時間はかかるけど、、、(かぼちゃはだめ。途中で折れちゃった)という訳で、我が家にも石が集まってきましたよ。ルーペも買わなくちゃね。

2007-10-24

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2010年3月26日金曜日

グレン・グールドを聞きながら-With Glenn Piano


やあ、と、友だちがやってきて
窓辺で、とつとつ、と、ひきはじめた
ピアノが、
工房で土のテストピースを
つくっているわたしの耳に、のんびり届く
というような、心地よい「音」だ

a comforting melody
it's like...
a friend visits me and starts striking the keys
at a slow tempo and
the sound reaches me making clay test pieces at my studio

「バッハ:ゴールドベルク変奏曲」(1981年デジタル録音)
The Goldberg Variations, J.S. Bach
『鳥の歌』の、カザルスのうなり声のように(ホワイトハウスライブ盤)
グレンも、あれれ、歌ってるねえ

2007-10-23

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2010年3月25日木曜日

宮古島の高瀬貝を研磨する-Grind Polish Seashell



南の島が大好きなKくんから
もぐって採ったサラサバテイラ

食べたあとの貝殻をもらった
高さも直径も7cmほどの重たい貝

まず、希塩酸をかけてみると
しゅーっと、石灰が反応して
泡立つが、さほど溶けない

きれいだなあ

いよいよリューターで研磨してみる

ああ、これかあ、螺鈿、って
画像ではのっぺりしてるけど、ほんとは微妙に虹色に光ってます
小鼻の油を人差し指でこすって、それで磨いたら、いっそうピカ

窯の棚板にこびりついた釉薬などを削り落とす
ための電動ディスクが、こんなときも使えるんだ!

natural beauty brought out



ついでに伊豆の河津浜でひろった
貝殻....磨きすぎて、穴があく


貝殻の虹色の光沢の正体は、貝殻の中に住む貝が作り出す石灰に、
貝から色素が分泌されてできたもの。
分泌される色素、光の屈折により、その色は一つ一つ異なる。





なんだか、いろいろ研磨したくなってきたぞ

2007-10-22

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2010年3月24日水曜日

仙崖・おなら・ぶっと言う字は仏なり-Zen Humor


夏の終わりに、仙崖さんの禅画をみた
ゆるやかな墨がくう(空)を、なでる
ぷっ、と、笑う、が、いい

「屁なりとて、悪なる物と思うなよ、ぶっと言う字は仏なりけり」

臨終の仙崖さん(88才)は「死にとうない、死にとうない」
弟子達がその真意を尋ねると「ほんまに、ほんまに」といったそうだ。

わたし的には、珍石収集に熱中、というところも、惹かれる

The Zen monk Sengai said, "Don't consider 'passing gas' as bad manners.
The sound 'Bu' is the 'Bu' in 'Buddha'."

Zen painter Sengai Gibon(1750-1837)
a monk leaning over to relieve himself of intestinal gas, with the accompanying calligraphic inscription: One Hundred Days of Buddhist Spiritual Teaching!

稲城の土を1000度でさや焼成(電気窯・弱還元)

ガラス成分が少ない(釉薬テストでもかなりマット調)ので、脆そう
1240度では、耐えられそうにない

きのうのブログにYさんから
びっくりです。あんなふうに出来るのですね。
............「土作り」と言うのは、ブログの中に書いてあった成型前までの
工程を行なえば良いという事ですか?時間を見て、やってみたいと思います。
また近いうちに、土を持ってお邪魔したいと思います。
出来た実物も見てみたいので。。。

朝3時半、10度
アラジンストーブをつけると、どうしても煮込みたい
で、豆を煮ていると、明け方には、煮豆がふっくり
-----「楽しみハ 花の下より 鼻の下」(仙崖義梵)

2007-10-17

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2010年3月23日火曜日

湖畔の山土1000度で焼く-local clay test fired


'Country Lake' のYさんが採取した
山土を、なんとか形にして、焼いてみた

粘りが少ないので、日干しレンガの家を
イメージして、白土で堅めながら積んだ

屋根は、粘性のある、「御坂」の採取土でつくる

電気窯:1000度・酸化焼成

tiny sun-dried brick house (kawaguchiko clay)
with a roof (misaka clay) 4cm D x 6cm H

1.土は、新聞にひろげて乾燥させて、塊を石などで叩いて、細かくする
2.ボールに木綿布を敷いて少し水をはり、その上から、ザルで土をふるう
3.ほどよい硬さになるように水を調整する
4.布の上から練って、全体に水を吸わせてまとめる
5.ビニール袋に、小分けして、寝かせる

こうして一年ほど寝かせれば、バクテリアがふえて、粘りが出る
が、今回は、大胆にも、すぐにかたちにして、2--3週間乾燥させた


ゆっくり温度をあげていけば
野焼きも、できそうだ

直径4cmx 高さ5cm

It's funny that people around me are gradually getting attracted to the earth.

2007-10-16

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2010年3月22日月曜日


カエル様はまだ増えてますか?と、
京都のYさんから、ハガキをいただいた

はい、これがとりあえず最後のやつ

This is the last, fourth, frog I've made so far.







スニーカーの「ピンク」はお気に入り

マットな感じに調合した釉薬だけれども
電気窯で焼いたからかよく溶けちゃってる

にっかぼっかknickerbockerの薄茶は
栃木県の芦野石を調合した釉薬で
これも色に起伏があって、好き

I like this pink mat glaze,
although it melt clear in the electric kiln.
Tochigi Ashino rock glaze shines on the knickerbocker.

リュックには、もちろん
土石採取のための道具

こうして、大地を、
近くに感じてる

tools for collecting local raw materials
in the backpack





捻り鉢巻の後ろ姿

背中って、なんか言ってるよね
Someone's back always tells something, I think.
--------
けさは、10℃
京都の西のはずれのあたりも、ぼつぼつ秋色に?
けさは、電気窯で、1.日本海の名立、2.河口湖、3.御坂、4.稲城の土の
耐火度実験中。何度まで上げるか、思案中。



2007-10-14

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2010年3月21日日曜日

空色のイグアナ-Fun Whimsical Clay Iguana


はじめから
「なんだか愉快な」というのが、
土をかたちにする、私の根っこだった

'A touch of whimsy' was the root of my creation, shaping clay,
and still IS.




あのイグアナさんが焼かれて出てきたら、おしゃれイグアナになっちゃった。
何とも迫力のあるイグアナやね....と、K ちゃん

栃木県の芦野石・那須塩原の土の釉薬や、色釉を
素焼きイグアナに、絵の具のように塗り重ねていく
ときどき宙を見ては、焼き上がりの色を想像する

I apply glazes of local clays or rocks or minerals
I stop and Iook up into air and imagine the colors when fired


つかず離れずの、ちょっと小柄な道連れイグアナ

A life partner smaller Iguna
not too close, not too far away.
-------
きょうこそ晴れてほしい。 10℃ at 4:30 am


2007-10-11

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2010年3月20日土曜日

「求めない」という生き方-"Not Demand" Philosophy


新聞でみた、「求めない」というフレーズ
のことを、きのうも、歩きながら考えていた

湖畔に着くと、連休の最終日は、うれしいことに
ひとっこひとり、いない・しばらくじーっとしていた

白い鳥(羽の先が黒い)のつがいがゆったり飛ぶ
無気味な雲と風・湖水が波打っている

I've been thinking about the phrase I found in the paper
---- I "do not demand" (that others be like you).
Yesterday morning I walked to the lakeshore,
where I found no one and so just observed white birds fly
and wind move the water.

「ココダヨ」と、呼ばれた気がした
ボロボロにさびついた蛇口が、いた
おお、抱きしめずにはいられない

「求めない」とは
無意識のうちに「心が開いて」いて、
聞こえない声がすーとはいってくる
とか、そんなことなのかな?

Someone called me, so I felt, "I am Here."
I couldn't resist and sort of hugged the rust on the faucet.
"Not demand" may mean that my mind is unconsciously open and
receptive to an unaudible voice?

帰り道は、その水を受ける「手」のことを考えていた
それで、土の「手」が、生まれた
Walking home, I thought of a hand to receive a drop of water from it.
A hand in clay is born.

2007-10-09

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2010年3月19日金曜日

岩殿山からはるか富士-Mt.Fuji from Iwadonosan


どでっ腹の山・いつも中央道から見上げていた
登山口に車を停めて、登ること40分、ふーひー
熊出没の看板・鈴を忘れたので、石ころで手すりを叩く

武田の家臣・郡内領主小山田氏の要害堅固な山城
大月の町・桂川の谷筋の先に、ほら、富士山だあ!

634m・大菩薩・道志山系・山梨百名山

鏡岩の大岩壁をみせる礫石の岩山

小さな礫(石粒)が、ぽろぽろとれちゃった石
こりゃ、頑丈だわい



薮の急坂をおりるとき
萩の花に群れる蜂・ぶんぶん

9月25日(火)だったから、もう
紅葉がはじまっているだろうか

2007-10-06

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2010年3月18日木曜日

地球といきものへのメッセージ-life on earth


三つの地球と豆のさやと青虫たちに
メーセージを書いていただきました

 ちきゅうさんありがとう
 We must all be leaders in preserving the earth.
 虫や、花をふまないようにしたいと思う。ゴミをすてないでいたいと思う。人げんが、食べているのが地球だとしらなかった。

At the exhibition
I put a note for the guests to write a message to
the three earthes and the caterpillar on the peapod.

やっぱり地球は青かったのか。でも、なぜ球ではなく立方体なんでしょう?角が立った地球は怒っているのでしょうか?
地球は、むかしは青いとよくいいますが。ごみのせいで。むかしみたいに。またなってほしいです
また感動させられました。地球に感謝します。
いただきます!
おせわになってます。はい、ごちそうさまでした。せいっぱい生きろ!



きょうも、ちいさな生きものに
なにか教えてもらえるでしょうか
よーく、みて
よーく、きいて
よーく、さわって
よーく、感じて

Observe carefully, listen to, touch, and feel all life on the earth
----------
朝8時・甲府の県立美術館へ向かう。御坂峠を下るとき、いつも遠くの山並みがいい。
展覧会の当番をして、夕方から梱包して搬出、汗だく。来客数は600人くらいだった。
お世話さまでした、と、20号線を蓬沢で折れて、河口湖へ戻った。

2007-10-05

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2010年3月17日水曜日

雨ならいっそ、秋の野の花ブーケ-Picking wildflowers


青空が恋しい毎日だな
あっ、野の花・摘もおっと

露でしっとりした森を
ひとまわりすると、ほら
こーんな「明るい」花束に

長靴はいて薮にはいると
ジーパンに、ひっつき虫(アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩))

With this bouquet, I can accept this gloomy weather.

2007-10-03

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2010年3月16日火曜日

限界まで焼き締めた原土猪口-moon surface texture


関東ローム層(稲城)の土をいただいて
素焼きしてあった猪口を、貝殻と鞘に詰めた

耐火度テスト(1160度)で、やや溶けかかっていて、
粘性も乏しいので「稲城2:白木節3」を
窯の最下段で、いちかばちかで、焼いてみた(1245度・SK8微倒)

ロームとは
粘性質の高い「土壌」で、シルト((silt 砂より小さく粘土より粗い)および粘土の含有割合が25--40%程度のものを指す。
関東ロームは火山噴出物が粘土化したもの。しかし、ロームの定義は、土壌中の粒径組成比率のみであり、火山起源物質であるとの定義は必要ない。

I fired bisque-fired pieces with seashells in saggar.
The locally collected clay from 'Kanto loam formation'

おお、生き残ったか
ルーペでのぞくと、まるで月面クレーター

Wow, I'm so glad you've survived!
You are full of craters of the moon.

unglazed earthenware, fired to the limit of its maturing temperature
so that the clay almost looks burnt and friable.




こんな土肌にこそ
酒をつぎたい
が、
これでは、一杯めを猪口に飲まれる

そうして「うつわ」は育つらしいが
とりあえず柿渋を吸わせてみた
匂いがぬけるまで、おあづけ、だ

I like to pour 'sake' first for the cup
and second for me, so that they say the cup would age and mature.

2007-10-02

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2010年3月15日月曜日

「やわらかい静寂」の青い器-generous silence bowl


ひさしぶりに白土で轆轤をひいた
底に麻布を敷いて白絵土を叩き
採取赤土をわずかに飛ばした


青から緑へ、緑から青へ
音もなく色彩が動いてる
感じが好きです

I worked at the wheel (usually handbuild though)
blue into green, green into blue
colors are silently blending and
in my mind I'm blending in serene

手のひらでさわるところは
半磁器土泥を塗って引っ掻いた

バリウムグリーンとなづけた釉薬
いまにも消えていきそうな緑です

直径20cmほどの「静寂」

The 'barium green', so I named a copper glaze
changes delicately depending on the clay used
I like this fading green on half porcelain slip

20 centimeter diameter silence

窯の扉をあけた
1245度(12時間)で1時間練らした
SK8も1/4ほど倒れている

最上段のマグカップの銅釉と鉄釉が少し流れる
最下段のシーサーのべんがら釉がいい感じだ

教室作品を撮影して、パソコンにとりこんで、画像処理
教室作品ギャラリーにアップして
それぞれ箱詰めして送り票をはりつけると、もう夕方

unpacked the oil kiln

2007-09-27

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2010年3月14日日曜日

幻の「うらじろまんじゅう」-Driving Sasago Pass


中秋の名月かあ、そうだ
笹子あたりの「餅」、どこだっけ?

御坂峠を越え、下黒駒から「中道塩山線」
20号に合流して、大和村にて、買う

少し戻って「日影笹子線」を上り
笹子峠で、その「うらじろまんじゅう」もぐもぐ
粒あんの「枯れ具合」と、薄皮の「もっちり」が、絶妙

The September full moon is called "Chuushuu no Meigetsu", or the mid-autumn moon.
We pray to the moon with offerings of pampas grass and rice dumplings.
Let's go buy my favorite Urajiro Manjyu near Sasago Pass.
It's one hour drive.

ヨモギの草餅より、淡い緑で繊維も少ない
うらじろ、って、えっ、これなの?
アザミ、とばかり思ってたけど、棘がない、らしい


オヤマボクチ キク科 Synurus deltoides
根茎・若葉は食用(ヤマゴボウと呼ばれ、蕎麦のつなぎ---乾燥・叩く・茹でる・洗うの行程を繰り返して
無味無臭の繊維だけをとりだして使う、や漬物に)、葉は煙草の代用、綿毛は火口(火打石の火花を移す[ほくち])に用いた

I didn't know these Urajiro leaves are used in Urajio Manjyu.
I've often seen these flowers, which I always thought are AZAMI, orCirsium japonicum.

峠を下っていくと、あらら
ざらざらと、風化した花崗岩の露頭!

このあたりは酸化鉄を含む花崗閃緑岩
「甲州鞍馬石」の産地、鉄色の石灯籠が、目につく

Exposure of deeply weathered granite with iron oxide, which
I collected for glaze experiment.

2007-09-26

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2010年3月13日土曜日

アート&エコロジーCirculation展-Art & Ecology


「アートの眼で自然の循環を学ぶ」
●現代美術作家のインスタレーション
●フィールドアート展示・レクチャー・ワークショップ・田中泯--独舞

2007年9月29日(土)---10月4日(木)29 Sept--4 Oct.
山梨県立美術館一般展示室Cギャラリー





私のタイトルは「地球を食べ尽くす」
The title of my Installation is "Do Not Eat Up the Earth"
--------
"Bon appetit." "Thank you for the meal."
Parents told us not to waste even a grain of rice.
We are no longer thankful for the foods so generously provided by Mother Earth.
We have abused and exploited the Earth.
We are almost eating up the world's resources, and the Earth would soon be dead.
Nothing could be done? Why don't we ask bacteria and small animals help us recover the soil fertility?


陶オブジェ---三つの四角い地球・鞘豆の青虫と靴・地球のかけら、
を中心に構成する予定です
My installation will be mainly composed of:
three ceramic 'earth cubes', 'pieces of the earth',
and 'caterpillar on a pea pod and shoe'..........

2007-09-20

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2010年3月12日金曜日

スパッツガエルと闇蛙-Frog in Blue Leggings


青いレギンス・ちょっちおしゃれな
旅するカエルのひと休み III


This travelling frog is fashionable
and in love with colors that go with "blue"




たいてい
カバンはひとつ

Quite often I travel with one bag






ひとりで旅をするのもいいもんだ
「独」と「孤独」の、あいだにいて
なんか気分がいいのだ

I like tarvelling alone.
I am somewhere between 'solitude' and 'loneliness'.
I am comfortable by myself





さて、そろそろ

Well, It's time.









窓ガラスにはりついて
あらまあ、ちびガエル
「ねえ、入れてよ」

baby frog on the window
'Let me in!'



2007-09-19

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