WELCOME to K's Ceramic Gallery
2009年9月12日土曜日
{地衣で染める}実験(続)- Lichen dyes
夜明けの淡い光
若葉が風に揺れ
山は霧・15度
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「West Cork の染色作家の日記」には
"Lichen acids were the source of important dyes for cotton and wool in medieval Europe......"
中世ヨーロッパでは、「地衣酸」は綿や羊毛の染色材
"Lichen dyes were dissolved in human urine, and the yarns were immersed in this mixture. "
人間の尿と合わせた液に、毛糸をつける
Ammonia salts in the urine functioned as mordants to make the dyes permanent.
アンモニウム塩が媒染材となって色素が定着
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で
鍋の染め液に
アンモニアを加えた(左)ら
茶色が濃くなった
鍋から
取り出した
紙
いくらか
染まってる?
が
とろとろ
なので
ザルひっくり返し
麻布を敷き
水のなかで
ほどいた紙の繊維
手ですくい
ついでに
生のウメノキゴケも
いっしょに
漉きこんでみた
紙も好き
これまでも
古紙を利用して
藁や野草や木の実なんか入れて
溜め漉きをしている
なかなか
おもしろいね
ashy-green 灰味のある緑
地衣の「さわやか」
ゆっくり消えていくのだろうか
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このつぎは
「発酵法」を実験してみたいな
ref
ウメノキゴケ10g
3%のアンモニア水10ml
3%の過酸化水素水10ml(オキシドールなら5ml)
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でも
地衣って
年間成長率3mm
だから
ちょこっと、ね
2006-05-11
=====●陶芸・体験教室 & ギャラリー●======
河口湖畔の森の K's 工房 で、思いのままに・土を・カタチにしませんか?
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