WELCOME to K's Ceramic Gallery

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2009年10月31日土曜日

30センチのキノコ - separatable clay mushroom


秋晴れ
だが
森は、あの長雨で
まだ湿ってる
あっち、こっち
うにょうにょ
きのこ---が、ほとんど食していない
紫シメジ、白マイタケ、いぐち、は、ちょこっと
「きのこ」の本はあるが、食べるとなると......ね
after long rainy days
variety of mushrooms
beside wet leaves/twigs

こいつ、は
「傘」と「柄」、ばらばらで
いろんな「かっこ」ができる
土で焼いた「キノコ」
this is a fired clay mushroom
cap and stem separatable

2006-09-25

=====陶芸・体験教室 & ギャラリー======
河口湖畔の森の K's 工房 で、思いのままに・土を・カタチにしませんか?

2009年10月30日金曜日

土ヒトデ・焼いたら縮んだ- clay starfish shrank


きのう秋晴れ
けさ14℃、やや曇り
------------
採取原土の焼き締まり具合・実験

1.御坂の土
2.河口湖の土
3.稲城の土

ぽろぽろする
なんとかヒトデにまとめる

素焼きしてから
楽透明釉をかけて
1160度で焼く

2と3は、焼き締まりすぎ
溶けかかっているから
釉薬に使えそうだが
さほど魅力的じゃないな

1は、花崗岩のマサ土、のような気がする
阿武隈山系で採取したマサ土と似て、耐火度あり
バランスがいい粘土鉱物


粘土鉱物 clay mineral
母岩の風化/熱水変質によって生成する
微細な鉱物粒子の集合体が粘土(clay)
その主体をなす鉱物が粘土鉱物
化学組成は主にSi、Al、Fe、Mg、アルカリ金属、
アルカリ土類金属及び水からなり 、一般に水和性及び粘着性を有する。

2006-09-21

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2009年10月29日木曜日

「骨太」魚の骨・頭・尾- big-boned fish


きょうこそは
晴れ、そうだ
山のむこうの青

Yくんの魚の骨の絵、見て
つくってみました

骨太、って
気骨(きこつ)のある
of high courage/spirit
とか
線が太い
strong-nerved
??

「骨」という漢字
上半分は「頭蓋骨」?
下半分は「月」=「肉」

2006-09-19

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2009年10月28日水曜日

潮吹きクジラ - whale exhaling air


陶芸教室では
私も、なにかしら
つくってる

Yさんに、言わせると
「ここの先生はなあんにも教えてくれないのよ」

「じゃあ、こうしたらどうかな?」
と、声かけるときもある

けれど、このとき私は
ク・ジ・ラに夢中
でした

2006-09-18

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2009年10月27日火曜日

その名は「雪の精」-rain drips/wheel turns


真っ白く
雪がつもった
田んぼ・歩くと
ぽっかりあいた
雪の孔から
青く深く
「雪の精」

見てはいけない
「青」
のぞいてしまった
ような
「青」
それが
これ

ろくろでひいた
直径30センチほどの
うつわ

秋の雨
続いて
雨のリズムと
ろくろのリズム

「木灰黒茶わん」
めずらしく
ひとつだけ、の作品
ではない
やや乾いたところで
右の手のひら・あてて
まるいカーブを
茶わんに
う・つ・す

2006-09-12

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2009年10月26日月曜日

いとおしき「捨てられた鎌の刃」-lovable junk


4:30am/18℃
--------------
畦道を歩いてて
錆びたモノたち

出会う

雨に打たれ
風にさらされ
それが
美しくて
たまらない

から
こうなる
「読まれないままの手紙」
[letter left unread]
鎌の刃/古板/和紙/柿渋
rusty weed cutter blade
old woodboard/paper/persimmon tannin juice


映画「落穂拾い」を見た
Les Glaneurs et la Glaneuse
2000年 フランス


パリの市場でものを拾う人たちを見た
アニエス・ ヴァルダ監督が、
ミレーの名画「落穂拾い」を連想して
デジタルカメラで映し出したドキュメンタリー

ミレー Millet:19世紀活躍した写実主義の農民画家
収穫の終った畑で女性たちが取り残した稲穂を拾う姿を描いた
-----------------

2006-09-07

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2009年10月25日日曜日

「恋する貝」と、名づけたい-romantically colored


5:30am/19℃
--------------
窯の扉あけ
棚からとりだし
「うっ」
息をのむほど
ときめいて
両手でみつめつづける
open the kiln door
blown away by
the breath-taking colors

この貝が
そう
ドロマイトで調合した
マットなパステルカラーたち


小さなヒトデは
酸化銅とコバルトの釉薬
光沢は
ないほうが
よかったかな

このところ
なんにでも
海の生き物
sea life on every piece

夕焼けの水平線を
みつめていた、っけ
remember sunset moment
looking out at the line
where the sky ends and the sea begins

イギリス--St.Ives
スペイン--Marbella

2006-09-06
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2009年10月24日土曜日

「孔」アナ・窯の炎に抱きしめられて-"pores" fired


4:30am/18℃/cloudy
-------------
搬入する作品、石ころ、古板
きょう、車に積み込む

木曜日に焼いたばかりの

「孔」
そこは
「生きる」がはじまるところ
pores
where life begins
この孔からは「地衣」
lichen is born here

ここでは
鳥、が

here
birds begin their life






ヒトデは

「生」が、かたちになったのは、
海中の岩の「小さな孔」
だった....という

the first life on earth
may have formed
in tiny pores on the surface
of underwater rocks


さて
こいつも
連れていこ
「ゆりの木」へ


2006-08-27

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2009年10月23日金曜日

油・風量データと天使の羽根-glaze firing


1:00am/20℃
------------
窯に火をつけた
温度計と炎をみながら
30分おきに 空気と油量(アナログ)をふやし
50度くらいづつ上げ
1240度(ゼーゲル8)くらいまでもっていく

釉薬が溶けはじめる 1150度くらいから
佳境に入る?
デジタル温度計とゼーゲルコーンの傾き、の
「一致していなさ」のはざまで
いつ練らしにはいるか
決断、の、とき

50 degree centigrade per 30 minutes
when cone 8 is bending
i must decide when to stop raising temperature
facing contradiction between cone and thermometer


山は秋、になっていた
モミジの種、妖艶になって
もう
飛ぶ準備

風が二枚の羽根、踊らせて
種、はこぶ
double-winged structures that
help the wind carry the seed
ひらひらと舞い降りる
モミジ種ヘリコプター、想う
imagine dozens of maple-seed helicopters
spinning down

2006-08-24

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2009年10月22日木曜日

貝殻焼き?窯詰めの途中-packing kiln


2:45am/19℃/激雨やみ星空
---------------
テストした釉薬
プリンカップに
いろいろ残ってる
で、あっちこっち
塗り重ねてみる
apply glazes left in cups
which have been tested
さてどうでるか
Let's see how this goes!

緋色を求めて
貝殻
seashells for
shiny dark orange flashing


窯天井から5ミリ
すれすれ

いろんなかたちの作品を
くっつかず、離れず
並べては--まるでパズル
四隅に支柱たて
重たい棚板重ねてく

火をつけて
火をとめて
窯の扉をあける
まで
いつもドキドキ

2006-08-23

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2009年10月21日水曜日

車に積んで「土から...」展--Clay Creatures


4:15am/20℃/
---------
138号線・東へ
お盆が過ぎた、とはいえ
他県ナンバーが目立つ

山梨県郡内地域産業振興センター
「土から生まれたもの」展・搬入
会期:2006.8/22(Tue)---10/01(Sun)
時間:9:00am---17:00pm

2001年からはじまった
この展示に参加している


土の板をはりあわせた
「記憶のバランス」
壁にかけて--オブジェな花うつわ





メンバーは入れかわっている
私は
コミュニケーションの場
として続けてる

はじめて参加の
Fさんのブース
色が楽しい!

=============
工房に戻って
大壺「孔 pores」釉がけ

2006-08-22

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2009年10月20日火曜日

おおらか「聞く耳地蔵」- clay JIZO by kids


4:00am/20℃/cool wind
----------------
素焼きの窯焚きスタート
------
河口湖に越してきたころ
「野焼き」で焼いた
「聞く耳地蔵」
Kiku-Mimi-Jizo
Jizo, whose ears listen
Jizo is a Japanese divinity ,who acts as a saviour
私の話を
聞いてくれる

数年前からずっと
大切にしてくれてた
「聞く耳地蔵」を連れて
Sさんファミリー

小学生のふたりは
大きな「聞く耳地蔵」
つくることにした
4年生のNさんの地蔵
「はいはい、なあに、話してごらん!」と、
いっぱい、お話、聞いてくれそう
ダイナミック、だねえ

やさしく包み込む
ように
おおらかな表情
6年生のMさんの地蔵

----
ロウソクやお香.........
びんを入れて花をさす
など
いろいろ使えるように
底だけじゃなくて
てっぺんも
オープンに

いっしょに
私も

なるたけ
少なく
「ととのえる」
子どもの
「おもいっきり」
残したい

2006-08-18

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2009年10月19日月曜日

粘土で土笛オカリーナ--Making Ocarina


4:30/18℃/a little cloudy
-------------------
きのうの工房では
体験リピーターのOさんファミリー(埼玉)
小学4年生のHさんが
オカリナ・つくりたい
という
ので

私もいっしょに
挑戦してみた
孔の位置や大きさは
あてずっぽう
トイレットペーパーの芯を
粘土板で包み込んで
..........
どっぷり、いきそうなので
むしろ
手を出さなかった
「オカリーナ」==
「ガチョウの子供」のこと、らしい

これは

兵庫県出石町を
ぶらぶらしていて
なんで畳屋さんが焼き物を?
そこのおじさんとおしゃべりして
そのときは徳利と猪口だけ買った

京都に戻ってから
やはりどうしても欲しくなって
送ってもらった
おじさんの「オカリナ」

2006-08-15

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2009年10月18日日曜日

巨大青虫直径1.5-not hungry Caterpillar?


3:30am/18℃/森の大地はす-っと雨を吸う
--------------------------
工房の前で
でっかい青虫に遭遇
うひゃ

君は、はらいっぱい、でしょ?




なつかしいのは
Eric Carle の
『The Very Hungry Caterpillar(はらぺこあおむし)』

エリック・カールは
自分でつくった色紙を
切ったり、貼ったりして
絵本をこしらえる、らしい

いつかテレビで見たアトリエに
色紙がたくさんはいった引き出し....宝箱、だね
いろんな色、塗り重ねた、いろがみ......
彼の「あおっぽい」「みどりっぽい」色、が好き

あおむし、くん

粘土で
こしらえると
こう、なる?

作品:GROW series
 「かぼちゃ」と「かたつむり」と「あおむし」

2006-08-10

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2009年10月17日土曜日

「なんだあ、これ、不・思・議」- Sense of Wonder


5:00am/18℃/きょうも夏だぜ
----------
ページを開くと
ちょうど

Having always loved the lichens
because they have a quality of fairyland
--silver rings on a stone.....
ずっと前から「地衣」が好き
そこは不思議の世界
たとえば
石の上の銀色の輪


ハーブティー
ちょっと強い
緑茶か紅茶とあわせたほうが
飲みやすい、かな
self-heal/bergamot/mint

茶わん:口縁に「亀裂」がはいるように
粘土が渇きはじめたころ
ふんわり外側に倒して
はじっこを指でなじませた
亀裂に弁柄(鉄)を滲ませ
全体に鉄1%のマット釉薬

2006-08-06

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2009年10月16日金曜日

チョウ辛口「陸奥男山」発見-drier sake wanted


4:30am/18℃---昨日は、さすがに日中30℃
--------------
辛口の酒と出会う
のも
旅の楽しみ
キーワードは
「純米」「日本酒度-高い」「酸度-低い」

左から
★★★「陸奥男山」 超辛純米酒(青森県-八戸酒造)
★★ 「白神のしずく」純米大吟醸(青森県-尾崎酒造)
★★☆「國華の薫」大吟醸(岩手県-上閉伊酒造)
-----「酔仙」酒匠吟醸(岩手県-酔仙酒造)
-----「両國」別格純米酒(宮城県-角星酒造)

風呂上がりの冷えた一杯
すっかり馴染んだマイカップ
左:貝の炎で焼いた「淡い緋色」が好きだ
 「ひび」に染みこんだようすがたまらない
右:薪ストーブの灰だけをかけて焼いた
 粗い土のすきまにたっぷり滲みる酒

2006-08-05

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2009年10月15日木曜日

「孔と縄文」土器をつくる-pores & Jomon


4:00/17℃/misty
-------------
森にはいって
樹木にへばりつき
ルーペで
のぞく
そして
思った
「孔」あな、のこと

in the woods
hugging a tree
see through loupe
ponder "pores"

思えば
孔だらけ、だ
身体も、木も、キノコも、石も,
bodies, trees, fungi, rocks
all with pores

小さいの
大きいの
そこは
”生”が始まる場所
tiny pores
huge ones
where life begins

「孔」のことが
ずうっと気がかり
だった、ので
かたちにしてみた

三内丸山で縄文人が
粘土ひもを積みあげて
いた、ときの
「土」のにおい


the first life on earth
may have formed
in tiny pores on the surface
of underwater rocks
「生」が、かたちになった
のは、海中の岩の「小さな孔」
だったかも....と

2006-08-01

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2009年10月14日水曜日

個展・案内状-Ceramic Show @Tokyo


「個展のお知らせ」

「富士山麓のなんだか愉快なうつわたち」に、会いにきてください
--------
採取土や木灰・貝灰を調合した釉薬を
絵の具のように塗り重ねて、焼いた
うつわ、などを連れていくつもりです

ceramic pieces born at the foot of Mt.Fuji
locally collected clays
wood/seashell ashes

渡辺和枝 陶展
日時:2006.8/29(Tue)--- 9/03(Sun)
 11:00 am -- 7:00 pm (最終日は4:00 pm まで)
場所:ギャラリーゆりの木
(東京都国立市東1-15-20)
(JR「国立」駅「南口」より徒歩3分)
 TEL&FAX 042-573-6663

2006-07-31

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2009年10月13日火曜日

東北の旅 3rd Day-三内丸山遺跡 Jomon relics


SannaiMaruyama Jomon relics

Large building with columns
stuck in the ground

Holes with a 2-meter diameter
and a 2.5-meter depth respectively
were dug in the ground




a group of raised warehouses

駐車場のトイレ
「ひば」の香りがいい

「青森ひば精油」

「ねぶた」のハンカチ→バンダナ
買う




The site unveiled that
people in the Jomon period
systematically settled down






a taste of Jomon life











いつも思う
縄文のうつわは
空に向かって
おおきくゆるやかに
手をひろげている

Jomon cylindrical earthenware

always love
the receptive
and open lines

2006-07-24

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2009年10月12日月曜日

東北の旅 2nd Day-大理石海岸


Marble Rock Seashore
きょうは300km
三陸海岸沿いの4号線
と、 いきなり
あこがれの?「大理石海岸」





波が穿った大理石の彫刻?
は、 潮にみがかれ

Erosion of the soluble marble rock
has created this landscape




海ネコが鳴き
そっと浜に波
木にぶらさがって、崖をおり
だあれもいない、石ころ浜
幻のような「石の風景」

2006-07-23

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